海の話 第2話 [自分のこと]

第1話でお話した、私が船長をしていた船での仕事を紹介します。ある7月の1日です。

8時、島の南側、北側の海況を確認後、船に出勤。出航準備(エンジン点検、試運転、掃除)
9時10分頃、お客様到着 島周遊クルーズ出港(海況がよければ与論島1周)

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10時頃帰港。お客様見送り
10時、スキューバダイビングのお客様乗船、潜水器材積込み

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10時20分頃出港。10分から20分程度の距離にあるダイビングポイントへ移動。
10時40分頃ポイント到着
10時55分頃1本目ダイビング開始。
11時35分頃ダイバー浮上、乗船
11時45分頃揚錨、ポイント出発
12時頃 ホテルマリーナ帰港、真水補給、船体清水洗浄
13時頃から休憩
14時、スキューバダイビングのお客様乗船
14時10分頃、ホテルマリーナ出発
14時30分頃ポイント到着
14時45分頃2 本目ダイビング開始。
15時25分頃ダイバー浮上、乗船
15時35分頃揚錨、ポイント出発
15時55分頃帰港、機材積降し、船体清水洗浄、各部拭き上げ。
16時30分頃、タンクローリーを手配し燃料(軽油)給油約700ℓ
17時頃、社に戻り夕食
18時頃、サンセットクルーズ準備(ドリンク等)
18時40分頃、サンセットクルーズお客様到着 出港(夕日が沈む西側海域をゆっくりクルーズ)

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19時25分頃日没
19時30分頃帰港、お客様見送り
19時35分から係留作業、エンジン各部点検、清掃、運行日誌記帳など
20時頃、下船 勤務終了

こんな具合で1日の殆んどを船(海)の上で過ごします。慣れているとはいえ船から降りると相当に疲れていたのを覚えています。たまにサンセットクルーズ帰港後、ナイトダイビングに行く時があります。その日は船を下りるのが22時くらいになります。夜は当然何も見えませんので、レーダーや水深計、灯台などを見ながら航行しますが、昼間と比べると10倍以上神経を使います。与論島も含めサンゴ礁のある島の周りは浅瀬が多く、特に夜間の入港は、何回経験しても冷や冷やします。

IMG_3411.JPG

 こんな感じでトップシーズンの1日が終わります。とっても疲れはしますが毎日きれいな海を気持ちよく走れて今思えばとっても幸せな仕事です。時化の時なんかは嫌な仕事と思いますが、たまにある「べた凪ピーカン」の日には幸せを感じました。
 次回は時化の時のエピソードをお話したいと思います。

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ウラノス

懐かしい画像。自分も当時プリシアスタッフで確かピキのナカセくん?(名前が度忘れ)に誘われ、三雲さんにサンセットクルージングでお世話になりました。画像の外人の方も懐かしいですね。あの時、ミワちゃんもいたかな。写真確かあったような。。。。それにしても本当懐かしいです。
by ウラノス (2011-03-28 00:32) 

三雲浩嗣

 ウラノスさんコメントありがとうございます。そうですか!僕のクルーズに乗ったんですね!それは懐かしいですね~。

 このブログを書くようになって懐かしい人たちと再び連絡が取れるようになる事が多くあってうれしいことです。

 かれこれ20年くらい前の写真で、僕もすっかり老けましたがウラノスさんも・・・・・。

 お互い懐かしい思い出ですね!

 僕は今でも数年おきにヨロンへ遊びに行ってますよ~!
by 三雲浩嗣 (2011-04-21 18:15) 

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