道の駅の話 第30話 道の駅おおとう桜街道(福岡県)  [最近のお仕事]

 先日、昨年10月にオープンした道の駅おおとう桜街道(福岡県)を訪問してきました。

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 ニュースで開業一カ月で来場者23万人とか1カ月の売上が1億5千万円とか、行ったお客さんがすごい人だったとかいろいろな噂を聞いてどんなもんかと見に行ってきました。

 当日は1日雨だったこともありお客さんは少なめでしたが、「日本最大級の道の駅」とパンフに書いてあるように施設規模は確かにでかいです。直売施設、飲食施設、温浴施設、1億円トイレ、イベント広場や広大な公園があり天気が良ければ家族連れでにぎわっているのが想像できます。しかし直売所や飲食施設の広さはそこまで無いので温浴施設の利用が多いということと考えられます。

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 田川郡大任町はこれまでこれといった観光施設もなく私自身も、北九州方面に向かう際の通過点でしかありませんでした。しかし道の駅ができたことによって人口6千人程度の町に月間延べ23万人もお客さんが来たということはすごいことです。年間集客目標が35万人であったとのことなので1カ月で2/3が既に来店されたことになります。

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 好調の原因として考えられるのは100万人都市である北九州市から30キロという近さと新しく出来た施設であること、不景気な時代だからこそ低料金で1日楽しめる施設であること、新鮮な野菜が買える道の駅が近隣にも数駅あり相乗効果があった等が考えられます。このご祝儀相場が終わったところから本当の真価が問われると思います。

 道の駅を運営しているのは株式会社おおとう桜街道という大任町100%出資の会社で、道の駅を運営するために設立した法人です。役場の松本さんの話では民間委託や商工会など運営会社を選定するのに紆余曲折もあったが、結果として役場のみで100%出資となったそうです。今時、役場100%出資とは珍しいですが、思惑の違う組織が少しづつ出資している運営会社よりも意思決定のスピードは速いと思います。

 次回は温泉にも入って楽しんでみたいと思います。


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