道の駅の話 第20話 [最近のお仕事]

 先日熊本県から宮崎県北部を探検し、道の駅青雲橋(宮崎県)に行ってきました。行かれた方はご存じとは思いますが、この地域は九州の秘境地区です。日之影町は、その92%が山林で占められ、標高100~800mの急峻な地形に 農地、集落が点在しています。熊本から宮崎県延岡市に抜ける国道218号上にある道の駅で隣の高千穂町から当地の日之影町の間には、急峻な地形を跨ぐような形で大きな橋がたくさんあります。
またその橋がみんな高いんです。水面からの高さが100m以上のものがたくさんあり、上から見ると正直すくみます。そんな橋の一つ「青雲橋」の横に「道の駅青雲橋」があります。
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今回は責任者でもある日之影町村おこし総合産業株式会社の取締役瀧川さんからお話を聞きました。

 瀧川課長は5年前から勤務しており、以前は銀行マンだったそうです。道の駅含む会社運営が振るわず債務超過に陥り数千万円の累積赤字があり、経営の立て直しに招かれたとのことでした。それから5年間、資本の集中と効率化に努め、今期で累積が0になるとのことでした。大変なご苦労をされたようです。

 道の駅の運営は、東国原知事の就任により、高千穂地域の認知度が上がった影響もあり,好調であったが、さすがに今年は口蹄疫の影響もあり大変だったとのことでした。今までが良すぎたとおっしゃっていました。施設的には道の駅というよりは直売所といった作りで、使い勝手が良くないらしく、今期改装工事をしてリニューアルするそうです。

 道の駅のほかには「日之影温泉駅」、「炭焼き村」、「英国館」、「リフレッシュハウス出羽・ケビン村」、「キャンプ村」、「石垣茶屋」と町内にある観光施設の殆んどを運営管理しており、瀧川さんが実質の責任者ということで大変お忙しい方とは思いますが、親切にご対応いただきました。

 道の駅に到着した朝8時前に、度の従業員よりも早く来られて、お1人で道の駅の周りを掃除されていた姿が印象的でした。そういった姿勢が結果につながっているのだと思いながら駅を後にしました。

 青雲橋訪問当日の朝、阿蘇の大観峰から見た朝日です。あまりにもきれいだったのでしばらく見とれていました。
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※この情報は私が昨年訪問した際に作成したレポートを転記しています。
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