道の駅の話 第8話 [最近のお仕事]

道の駅 清和文楽邑(熊本県)をご紹介します。
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 「道の駅清和文楽邑(せいわぶんらくむら)」は熊本県上益城郡山都町というところにありまして、宮崎県との県境、山深い水と緑の地域です。この地域には「清和文楽(人形浄瑠璃)」と伝統文化が残っており熊本県の無形文化財に指定されています。道の駅施設内に「清和文楽館」という施設もあり定期的に公演を行っている、エンターテイメント型道の駅です。

 産品も高地ということで美味しいものが多く、トマト、栗、椎茸や加工品が豊富です。特に栗の渋皮煮
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は絶品でなんと東京の「キハチカフェ」で使われているそうです。そのほか東京の「ディーン&デルーガ」でも販売されています。正直こんな田舎の道の駅の商品がブランド力の高いこんな店と取引しているとは驚きでした。

 施設館長に東京出荷の経緯を尋ねてみると、顧客にDMという形で通販を続けているうちに、顧客が増えていき、営業するわけでもなく先方から仕入れたいと依頼してきたとの事です。現在2000名以上の通販顧客リストをお持ちで年間2,000万円くらいを通販のみで売り上げるそうです。東京への出荷を行うようになってから館長自身も上京した際、いろんな店を視察するようになり、「井の中の蛙」だったと痛感したそうです。「地域の手作り商品は高く売らないと地域にお金が残らないんです。」と言われた館長が印象的でした。

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