道の駅の話 第1話 [最近のお仕事]

 皆さんは道の駅ってご存知ですか?
今では全国に900以上もあり、地域活性化のために、地域の特産品の直売や、地域産品を食材に使ったレストランがあったりと、今では大変人気のある施設です。

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道の駅自体の登録は国土交通省が行いますが、大多数は地域の行政が施設整備を行い、民間企業に運営させる指定管理者制度をとっている施設がおもな形態です。昨今、百貨店業界や小売業界が苦戦している中で、安心安全と安価であるということで大変にぎわっている駅が多くなりました。

 私は以前、道の駅の立ち上げと、駅長をしていた関係で現在、地域に埋もれた産品の発掘とブランド化によって地域を元気にするビジネスを行っています。そんな関係からあっちこっちの道の駅を訪問していますので、これから訪問した駅の紹介を順番にしていこうと思います。

 第1回目は大分県日田市中津江村にある「道の駅鯛生金山」です。

「中津江村」!?ってなんか聞いたことがあるって人も多いと思います。2002年FIFAワールドカップでカメルーンチームの合宿地となった村です。テレビ朝日の番組「ニュースステーション」でメインキャスターの久米宏さんが「いちばん小さな自治体のキャンプ地」として着目し、現地から歓迎の様子を生放送すべく乗り込んだものの、同国の選手団の到着がアフリカンタイムのため遅れたことなどから、当時の村長の坂本休さんとともに国内で有名になった村です。そんな有名になった中津江村にあるのが道の駅「鯛生金山」です。私が訪れたときはゆったりした時間が流れていました。名前にある「金山」の由来は、昔、東洋一の金山があった場所で最盛期には年間2.3tの金を採掘していたようです。

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(この金の鯛は3年前くらいにオスが盗まれてニュースになりました)
昭和47年に閉山し、現在は地底博物館に生まれ変わり坑道内が見学できる施設になっています。道の駅はその施設内にありますので博物館の見学ついでに立寄る道の駅って感じです。
前置きが長くなりましたが特産品のご紹介をしましょう!

①津江山系の名水で育ったわさび(各種加工品あり)
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私個人的にはここのわさびは最高に美味しい思います。ちなみに写真のような生わさびが2本で1,000円で売ってました。東京だったらいくらぐらいかな?東京在住の方は教えてください!

②高冷地で育ったゆず(各種加工品あり)
③しいたけ
④こんにゃく
⑤津江茶など

番外・純金入り麦焼酎(インゴットの化粧箱入り)
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山深く高冷地ならではの産物ばかりですね。
この道の駅は以前は中津江村の運営でしたが現在は市町村合併と合理化のため指定管理者として(財)中津江村地球財団」という組織が運営されています。財団の代表は元村長の坂本休さんです。

次回のは大分県南部「道の駅かまえ」をご紹介します。

鯛生金山HP http://www.nakatsue.com/taiogold/

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