道の駅の話 第7話 [最近のお仕事]

本日は福岡県嘉麻市の「道の駅うすい」からレポートをお届けします。
道の駅うすいは前回レポートした「歓遊舎ひこさん」と同じ福岡県筑豊地方で炭鉱で栄えた地域です。
 この道の駅の商品を見てみると、地域の生鮮野菜や花なども豊富ですが、
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地域外の産品も多く、特に玄界灘の魚介類や水産加工品が充実しています。地域指定のゴミ袋、洗剤、などもありました。
 そのほかにスペイン製石釜で焼くパン工房
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スィーツ工房
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うどん屋さんなどがあり特産品販売所というよりかスーパーやコンビニに近い業態となっています。
 お伺いしたのが平日でしたが、結構お客様が入っており、何人ものお客様とレジスタッフが親しそうに話をしていたので地域住民の利用が多いと思われました。

 その後駅長兼支配人である山口さん
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にいろいろなお話をお聞きしました。

 「この道の駅は週末に県外からのお客様も多いですが、私は平日のお客様を軸として考えています。道の駅業態としてお土産系と直売系と2つありますが、道の駅うすいは従来の「道の駅はこうだ」といったスタイルに縛られずにお客様ニーズを具現化することに特化しています。平日の利用客の7割が地元の方々なので、まずは毎日のお客さまが求めるものを取り揃えることを考えたとき他地域の海産物であったり、パン、スィーツであり、よろずやの業態だったわけです。」
 行政や農協出身の駅長さんには無い感覚だなぁと思って聞いていましたが、実は山口駅長の前職はコンビニストアのスーパーバイザー出身だったそうで、そのときからお客さまの目線というものさしを失わない、あいさつやちょっとした声かけ、小さなサービスの積み重ねを心がけていれば、お客さんはきっとここのファンになってくれるという信念を持って運営をやっているそうです。

 また魚介類が充実しているわけとして「ここは海が遠いので意外かも知れませんが、炭鉱で賑わっていた昔、博多から魚を持って来て食べていたという伝統と習慣が地元に残っているんです」とのことでした。

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